ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

再び東大島へ(18日の日記)

 午前中は晴れ。お昼ごろから曇り。最高気温は34度。気温も高いけど湿気も高くてイライラする天気でした。


 予約していた本の一部が用意できたということなので、またもや東大島図書館への長い道のりをたどりました。しかし流石に暑いし雨が降りそうな天気だし、先日みたいに歩くのはやめて一之江駅まで京成バスを乗り継いで、一之江駅からは地下鉄新宿線に乗りました。

 今日来てたのは、2006年に出た小説で「サイボーグ009完結編 1」です。石ノ森章太郎が病床で作ったプロットを元に、息子の小野寺丈(役者、演出家、劇作家)が小説としてまとめたものだそうです。

 病床の石ノ森のところにアイザック・ギルモアを名乗る老人が現れて、今まで石ノ森章太郎(1998年没)が描いていた漫画のサイボーグ009は、未来から001テレパシーで送られてきたものを無意識のうちにキャッチして描いていたのであって、実はフィクションではない、近い未来に確実に起こるはずのものだと説明します。

 そういうギルモア博士は001の超能力により2011年からやってきました。その時代には今までにない敵が現れ、そいつを倒さないと2012年には地球が壊滅的な危機に瀕するというのです。

 もし2011年より未来にも001が生きているなら、その時どうなっているかテレパシーを送信しているに違いないので、石ノ森章太郎に漫画の結末を聞いてヒントにしたいと博士は言いました。そこで石ノ森先生は009の完結編を描き始めるのですが…?!

 未来から博士がタイムスリップして現れるという設定は石ノ森先生本人が考えたことだそうです。その時点では未来を想像して作ってるんですけど、小説にまとめた息子は2008年から過去を見て話を書いているので、ちょっと不思議な感じに仕上がってます。あと2冊出て完結する予定だそうですが…続刊はまだ出てないみたいですね。

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