ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

晴れた日は巨大仏を見に


 全国に点在する 30m 超の巨大仏(巨大観音)をめぐる旅。日常にぬっとある非日常を求める著者と、巨大仏にパイルダーオンしたい妙な編集者や、仏に見られながらセックスをすることに究極のエロスを感じる謎な編集者がおりなす珍紀行。

 実は、わたし(珍獣)も巨大仏をめぐる旅をしています。正確にいうと巨大物を見に行くのではなく、別の目的で出かけた先で偶然みつけます。これすなわち巨大仏の導きであると感じています。

 ところが、どこへ行っても営業時間外で、まともに見学できたためしがありません。図体がでかいわりに、お導きはしょぼいのです。このへんに、写真などアップしているのですが、もしチャンスがあったら営業時間に見に行きたいと願っています。

 見に行った時、その場の空気を自分の目や耳で感じたい、他人の言うことにまどわされたくない、という思いが強く、参考資料なんか読まないぞ、ぜーーーーったい読まないからね、読むものかー!!!

 っていいながら読んじゃったのがこの本(笑)

 いや、面白かったです。なんせ大仏のことなんかろくに書いてない。著者は大仏と風景のミスマッチ(マヌ景)を楽しむことに心血を注いでいるので、胎内巡りがどうだったとかはサラッとながしてる。

 それよりお供の編集者がおもしろい。やれ大仏を操縦してみたいだの、大仏さんに窓から見られながらエッチをしたらエロいだろうとか、そんな話ばっかり。非常に面白く、非常に参考になりませんでした。どうもありがとうございます!

 でも、ひとつ大事なことをこの本から教えてもらいました。自分が巨大物に惹かれる理由を求めよ、ということ。

 遠くに大観音が見えても、なんとも思わない人は世の中に沢山いるようです。それなのに、わたしは巨大仏に近づかずにいられない! これからの旅では、その理由を自問自答して行こうと決意しました(あっという間に忘れたりして)。


本書に掲載された巨大仏一覧
牛久大仏
★淡路島世界平和大観音
北海道大観音
恵山釈迦涅槃像
加賀大観音
★★高崎白衣大観音
長崎西海七つ釜聖観音
久留米救世慈母大観音
篠栗南蔵院釈迦涅槃像
会津慈母大観音
東京湾観音
釜石大観音
親鸞聖人大立像
★仙台大観音
太陽の塔(えっ
★うさみ大観音
小豆島大観音
☆ 珍獣が遠くから見たことがある
★ 珍獣が近くまで行って見たことがある
★★ 珍獣が胎内巡りなどをしたことがある

 わたしの旅は、大仏さん、大観音さんのほうから呼んでくれるのを待つ旅なので、メモは一覧のみにとどめる。