ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

マリーナ・ポポビッチの宇宙人死体写真

 マリーナ・ポポビッチ Marina Popovitch は旧ソ連のテストパイロットだったそうですが、UFO研究家としても知られています。1990〜91年にかけて、彼女がジーゲリ博士(同じくUFO研究家)からもらったとされる白黒写真が話題になりました。それには宇宙人とおぼしき謎の生き物の死体が写っているのです。

http://www.ceticismoaberto.com/ufologia/2062/o-marciano-que-usava-zper
 このサイトにある最初の写真がそれです。つるつる頭で、目はとじられていますがやけに大きいようです。口は非常に小さく、鼻は上を向いています。

 ポポビッチに写真を提供したジーゲリ博士は、カナダ人の医者から写真をもらったと言っているそうです。

 ところが、91年7、8月号のオービター誌(米)が、この写真はカナダのUFO研究家クリスチャン・ページと組んで、UFO研究家がいかにだまされやすいかを調べるためにしくんだものと発表しました。

 宇宙人はろう人形だそうで、オービター誌にはカラー写真も掲載されました。それが上記サイトの真ん中あたりに出てくるやつですが、カラー版をみるといかにも人形めいており、偽物らしく見えます。おそらく写真の物体は偽物なのでしょう。

 ただ、オービター誌の発表が本当ならば、偽物であることの証拠を写さなかった理由がよくわかりません。もしわたしが同じことをするのなら、制作の途中経過を撮影しますね。自分または知人を人形とツーショットで写したり、解体する途中を写したり……このとおり偽物ですと証明する写真を絶対にとると思うのです。

 ところがそういうものが残っておらず、オービター誌に二重にだまされてるんじゃないのかという気がしてならないわけです。

 これらの写真は矢追純一氏のUFOスペシャルでも紹介されたことがありますが、皆神龍太郎氏によれば、矢追氏も東スポ連載においてこれが人形であることを認めているそうです。しかし、ロズウェルで発見された宇宙人の死体を見て作ったのではないかと、いたずら説をやや否定しておられるとか。




 上記のページはポルトガル語で、機械翻訳にかけても内容がよくわからないので英語のサイトをみつけました。
http://forgetomori.com/2009/aliens/the-new-mexico-alien-with-a-zipper/

 ここによると「モントリオールのエキスポのために芸術家 Linda Corriveau が作ったワックス製の人形」だってことが確証されたと書いてあるみたいです(例によって機械翻訳なのでいまいち自信なし)。# Linda Corriveau =リンダ・コリボー

 ただ、ちょっと待ってくださいよ?

 最初のページにせよ、二番目の英語ページにせよ、宇宙人のカラー写真が新しいのと古いのと二種類ありますよね。よく似てますが、残念ながら同じにも見えません。別ものですよね??

 ますますわけがわからなくなったところで今日はこの辺で。