八時五十分
館林。埼玉の田圃は田植えが済んでいたが群馬にはいると麦畑が目立ち始めた。天気がいい。空がかすんでいて遠くの山は見えない。まだ十分遅れだと言ってる。あたしゃ予定の時刻に高崎にたどり着けるのかね。
[追記]
ほんとうに見事に群馬に近づくと麦畑になる。群馬の平野部は昔はあまり米作が盛んじゃなかったっぽいです。土壌の関係で美味しい米がとれないんだという話を子供の頃に聞いたような気がするけど、養蚕のほうが儲かってたから必死じゃなかっただけじゃないのかな。米を作ってる人は、裏作に麦を作るケースが多々あって、群馬の田んぼって冬でも遊んでない。田植えの前に麦が風にゆれてるのが初夏の風景。田んぼを休ませておく時は、昔はレンゲソウをまいて緑肥にしてたけど、今はやらないみたいだね。
▲これは伊勢崎市内で夕方写したもの