可盃、可杯(べくはい)
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杯の底がとがっていたり、底に穴があいていて、飲み干すまで置けない杯を可杯(べくはい)と言う。漢文で「……すべく」と言う時、日本語では最後にくる「べく(可)」を上に書くことから(例:もうす・べく←可申)、下に置けない杯を、可杯、べく杯。
土佐の御座敷芸では天狗杯、ひょっとこ杯、おかめ杯、それらの名前を書いた六角形の独楽がセットになったものを使う。歌いながら独楽をまわし、ひょっとこに止まればひょっとこ杯を持った人に酒をついで飲ませる。
http://www.doppo.net/sorakyu.htm