ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

ペルーのアシャニンカ族


  • アシャニンカ:Ashaninka
  • ペルー・アマゾンの湿地帯に住んでる。家は木造で高床。草で屋根を葺いている。
  • 貫頭衣を身につける。
  • 頬と顎を赤く塗る。魔除けを意味している。また、頬に黒い筋を書く。
  • 薬草に詳しい。
  • 村ごとに、シェリピアリと呼ばれるシャーマンのような存在がいる。薬草に詳しく医者の役目をし、占いなどもする。村の長老的存在。
  • シェリピアリは村には住まず、人里離れたジャングルで暮らしている。
  • シェリピアリは世襲らしい。薬草の知識は父から子へと伝えられる。
  • シェリピアリは黄色い鳥の羽とビーズの飾りがついた丸い帽子をかぶる。
  • シェリピアリとは別に村長がいる。
  • 歌好きで、嬉しいことがあると即興で歌い、手をとりあって踊る。
  • 畑作をしている。
  • 畑に行くには大きな背負子を持っていく。やや深さのある半球形で、紐を通す耳が数カ所ついている。輪にした紐を通し、紐を頭にひっかけて運ぶ。
  • 狩りをする。弓が巧みである。
  • ニワトリを飼っている。
  • 食べているもの:バナナと川魚のスープ、パパイア(森に生えている)、カエル(ジャングルで採れる)、巨大なアリはアシャニンカ族の好物、芋で作ったお酒。お酒は木製の大きなボウルで呑む。料理はバナナの葉のようなものを床に広げてのせる。
  • 糸に針をつけただけの竿のない釣り具で器用に川魚を釣る。あげるタイミングが難しいらしい。
  • 顔を塗る顔料はアチョーテの実を使う。
  • 男性はワイルロ(HUAYRURO)の実の首飾りを身につける。ワイルロ、ワイルーロ。日本でも南米の民芸品としてよく売られている。
  • 女性は黒髪を好み、ウィトと呼ばれる木の実で白髪を染める。実を黒焼きにしたものを水に溶かし、髪の毛に塗る。一週間つづけるとつややかな黒髪になる。顔も染まってしまうが。

http://www.mbs.jp/ururun/backno/080203.shtml

ようこそ!愉快なアシャニンカ族の不思議なジャングルヘ(石田えり)
世界ウルルン滞在記ルネッサンス

日曜日よる 10:00〜10:54 
2月3日放送

今回は、女優の石田えり(47)がペルー・アマゾンのジャングルに暮らす先住民族、アシャニンカ族を訪ねる。
“薬草の宝庫”といわれるアマゾンには以前から興味があったという石田。アシャニンカ族の暮らすプエルト・エスペランサ村一帯のジャングルには、実に 2800種にも及ぶ薬草が自生している。そうした薬草の知識に精通し、薬草を使って村人たちのケガや病気を治してきたのが“シェリピアリ”のマリガマさんだ。シェリピアリとは、村人にとってお医者さんの役割を担うだけでなく、村の大事なことを決める際の相談役でもある。


 ビデオの整理をしていて、何気なく部族名で検索をかけたら、健康食品のページが大量にひっかかるのでびっくりした。アシャニンカ族の薬草が商品化されて普通に売られてるんだね。


↓こんな記録映像があるらしい。見たいね。
http://www.nhk-jn.co.jp/002bangumi/topics/2007/001/001.htm

アンデス 密林の民アシャニンカ
(フランス Gedeon Programme 制作)

ペルー中部・アンデス山中の密林に暮らす先住民族アシャニンカの大自然に根ざした伝統の生活を描くドキュメンタリー。

フランス人の探検家ジェロミン・パスツールは、20年以上に渡ってアシャニンカ族の住む村へ通い、家族の一員となってその暮らしをカメラで記録し続けてきた。今回も、かつてインカの都が栄えたビルカバンバ山地に沿って、アシャニンカの里へ向かう。
 
アシャニンカの人々は伝統的な狩猟・採集での自給自足の生活を営み、近代的な医療にも頼らず、一族で結束して生きてきた。暮らしは簡素だが、太古からの知恵と自然の豊かな恵みを大切に守ってきた。しかし最近になって、このアマゾンの秘境でも違法な森林伐採があとを絶たず、アシャニンカを取り巻く環境に異変が起きている。

番組ではパスツールさんの視点から先住民族アシャニンカの風習と暮らしを紹介しつつ、彼らに忍び寄る現代社会の影響も映し出す。