忍者の修行

　忍者といえば、体を鍛えるためにさまざまな修行をすると言われている。有名なところでは、麻の種を蒔いて、毎日その上を跳び越える。成長の早い麻の背丈にあわせて高く跳べるようになる、はず。他に、一反（約10メートル）の布を腰にまいて、布が地面につかない速さで走る、というのがある。

　昨夜のダイバスターでは、ADの小田君がまさにその実験をしていた。小田君が身につけたのは『いなかっぺ大将』の大ちゃんがつけているようなふんどし。最初は2メートルに挑戦。これは簡単だった。3メートルもクリア。しかし、5メートルともなると、小田君の全力疾走くらいでは引きずってしまう。

　そこで今度は自転車で挑戦。自転車といってもスポーツ用のではなさそうだった。5メートルは浮いた。7メートルも、一瞬だけど浮いた。でも、10メートルは……まるで浮かない。

　自転車の全力疾走が時速何キロかというと、

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412284039
ここらへんを見ると、時速15〜89キロまで条件によって様々な意見があるんだけれど、ママチャリで平地で短時間で直線という条件を考えて、だいたい時速40キロくらいと過程してみる。

　じゃあ、走ることの専門家である陸上選手の瞬間時速はどのくらいなのか調べてみると……

http://www.tv-tokyo.co.jp/snap/070131.html
こちらのサイトに朝原宣治選手は瞬間時速40キロで走るとあるので、忍者もほぼそのくらいと仮定する。

　では、そこで問題です。
　忍者は一反の布を腰に巻き、その先が地面に付かないように走ることができるかどうか？

　こうしてまたひとつ夢は壊れるのであった。
　ただ今の脳内BGMは「忍びのテーマ（カムイ外伝OP）」です。