国の名前についてのメモ
小中学校で覚えた世界地図と現状がだいぶ変わっているので、変化について行けないなどとふんぞり返っていても仕方がないのでこの年になって覚え直すことにした。世界地図を見ていると、当時は深く考えなかったことがいちいち気になるので、調べてわかったこと、わからなかったことなどをメモ。
- どちらも南米の国で、グアラニー族の住む地方だった。国名はグアラニー語に由来している。パラグアイ、ウルグアイは、どちらも川の名前であるらしい。
- ウルグアイの意味は「ウル(鳥の種類)が住む(あるいは飛ぶ)川」である、とする資料多し。ウィキペディア情報だとウルが鳥、グアが飛ぶ、イが川を意味するとあるが本当か?
- パラグアイの意味はウィキペディア情報ではグアラニー語で「大きな川から」の意味だとするが、地球の歩き方には「鳥の冠をかぶった人々の国」とある。正直何を信じていいのかよくわからない。
イラク
イラン
- これは昔調べてへーと思ったんだけれど、イラク・イランは国名は似てるし隣国同士だけど使ってる言葉が違う。イラクはアラビア語で、イランはペルシャ語。共通の文字を使って表記しているけれど、言葉は違うので互いに通じないとか。
- イラクはセム語だかなんだかで「低地」を意味するウルクに由来するそうで、チグリス・ユーフラテス両川に挟まれた低地だから。つまりイラクはメソポタミアの国なのである。
- イランはアーリア人の国という意味だそうで、別名はペルシア。ファールス州という地名を外国人がそう読んだことに由来しているらしい。中国語の波斯はペルシアの音写。イランは伊朗と書く。日本の漢字表記である義蘭や伊蘭(伊兰)は中国ではほとんど使われていないみたい。
- 日本の漢字表記と中国語の表記が一致しない例は他にもあって、たとえばアメリカのことを日本では米国と書くけれど、中国語では美国(美國)と書く。どちらも「アメイリカ」の「メイ」のところを音写している。