ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

今朝の「遠くへ行きたい」で紹介された米沢のおいしいものメモ


のり餅
 海苔じゃなくて糊じゃないかと思う。米粉クルミと砂糖をまぜて水(お湯?)を加えてこねただけのものみたいだった。海苔は使ってない。見たことすらない。


味噌餅
 餅米を搗いた餅に味噌と砂糖を混ぜてのしたのを乾燥させたもの。焼いて食べたりするらしい。これは食べたことがない。


ひょう干し
 スベリヒユ(おんなひょう)やイヌビユ(おとこひょう)を干したもの。水でもどして使う。番組では雑草と言ってた。たしかにスベリヒユなら東京の都会にも道ばたに生えてるような雑草。午前中に黄色い小さな花が咲く。


うこぎ
 飢饉が続き莫大な借金をかかえた米沢藩を立て直した上杉鷹山公が、人々にウコギを植えることを奨励した。ウコギは育てれば垣根になり、葉は食べられるし根っこは薬になる。ウコギの天ぷらやウコギの味噌和えなど、今でも郷土料理に利用される。


豆もやし
 小野川温泉で温泉のお湯を利用して真冬に作られる大豆モヤシ。番組では言ってなかったけれど「おのがわのまめもやしにてくってうまかった」といえば「だるまさんがころんだ」の二十カウントバージョンなのだ。


リンゴ漬け
 米沢はリンゴ農家も多い。まだ青い紅玉リンゴを間引いたものを漬け物にする。パッと見は大きな梅干しみたいになる。これは食べたことがない。食いたい。


鯉の甘露煮
 米沢のごちそうといえば、米沢牛と鯉の甘露煮。どこの旅館でも甘露煮が出る。とてもおいしいんだけど、長く滞在すると食べ飽きる。ところで、たいていの旅館では庭で鯉を飼っていて、残飯を鯉に与えているんだけれど、お客が食べ残した甘露煮も一緒にほうりこまれているっぽい。わたしは小さい頃にそれを見て、どんなに美しくても鯉だけは信用すまいと思っている。


ラジウム
 小野川温泉の温泉卵。温泉卵がブームになるずーーーっと前からここの名産だった。番組では単に温泉卵と呼んでいて、商品名は出てこなかった。そういえば、わたしが知ってるラジウム卵にくらべると、黄身の固まり具合がゆるくて別のものだったのかもしれないけれど。小野川のラジウム卵は、白身はふるふる状態だけれど、黄身が絶妙な状態で固まっている。火は通りきっていないんだけれど、生卵みたいに簡単につぶれるような黄身でもなくて、とてもおいしかった。あの絶妙の加熱具合の温泉卵にまだ巡り会ったことがない。



 番組には出てこなかったけれど、「雪割り納豆」なんかも米沢ではよく見る食べ物。味噌と納豆の中間みたいな食べ物で、塩辛いので少量でご飯がすすむ。たまに食べたくなるんだけれど、東京じゃ滅多に買えない、というか見たことない。