カップラーメンのルーツは明星食品?
インスタントヌードルをカップに納め、お湯を差すだけで食べられるようにしたのは1971年発売の日清カップヌードルが最初と言われているが、それ以前にも明星食品でカップ麺を開発していた。
商品名は「明星チャーシュー麺」で、アイスのカップのような容器に具とスープと麺をセットにしたものだった。カップに入れたのも初めてのことなら、麺とスープを分けたことも初めての試みでったという。それまでのインスタント麺は麺自体に味付けしたチキンラーメンやベビースタータイプのものばかりだった。
1961年鎌倉の由比ヶ浜の海の家で試験的に販売。評判は悪くなかったようだが、カップの耐久性に問題があり、スープの油がジワジワと染みてくるのを解決できず、正式な販売にはこぎ着けなかった。特許を申請したが却下され、実用新案もこれまでの「インスタントラーメンをカップに入れただけ」と判断され通らなかった。以上:常務取締役の「せきこうじ(表記不明)」氏が証言。
容量 470cc アイスの容器を一回り大きくしたような紙製容器で蓋もアイスの蓋とほぼ同じ形状のものがついている。側面に漢字で明星叉焼麺(正確な表記は不明)と書かれていた。値段は50円。当時は袋麺が30円が相場だった。
ソース:TBSラジオ「伊集院光日曜日の秘密基地・秘密キッチの穴」08/01/13放送
◎明星食品公式サイト
http://www.myojofoods.co.jp/
◎カップヌードル公式サイト
http://cupnoodle.jp/
◎秘密キッチの穴公式サイト
http://www.tbs.co.jp/radio/1101/ana/index.htm
「アイスクリームの容器に入ったカップラーメン」
●27歳男性・グルコンさんの穴
父の40数年モノの穴です。
65歳になる父が青春時代に
海水浴場で見たというカップラーメン。
父の記憶だと、カップラーメンの元祖である
日清カップヌードルが発売されるよりも前の話で、
はじめてカップラーメンを見た父は
そのお手軽さに驚いたそうです。
そのラーメンはアイスクリームのような
紙の容器に入っていたという事です。
いったい、これはなんという
カップラーメンだったのでしょうか?
ご存知の方は教えてください。
追記
お湯をさすだけで食べられるラーメンのルーツは1958年の日清チキンラーメンであるというのもよく言われることだけれど、それより前の1955年、松田産業有限会社(現・おやつカンパニー)の「味付中華めん」が既に発売されており、営業的には失敗しているとのこと。1959年に「ベビーラーメン」の名称で再度発売されたのが現在のベビースターラーメンにつながっている。当時の価格は10円。1973年に20円になり、名前もベビースターラーメンに変更された(以上wikipedia)。
ベビースターはスナックとして食べる人が多いようだけど、わたしのお婆ちゃんはお椀にあけてお湯を注ぎ、袋を開いたので蓋をして数分待って、醤油をちょっぴり垂らして食べてた。わたしはそれが普通だと思って育ったんだけれど、最近になって人に聞いたら「そんな食べ方はしたことがない」と言われて驚いている。