ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

仮面ついでにスリランカの仮面を

 今度はスリランカ。コーラムと呼ばれる魔よけの劇というか、儀式というか、そういうものに使う仮面らしいです。写真はしばらく前にスリランカフェアで買ったミニチュアで、手のひらに乗るくらいのサイズで壁掛けになってます。これまた、どういう名前でどういう役割なのかさっぱりわからないのです。どれも目が飛び出しているのでヤカー(またはラクシャ、夜叉のこと)と呼ばれる悪霊だと思います。

 スリランカの伝説では、ヤカーは人間を食べる悪霊でしたが、仏陀に人間界を追放され、夜叉界(ヤクシャローカ)でウェッサムニまたはワイスラワナと呼ばれる北方の神の管理下に置かれました。以後は人間を食べることを禁じられていますが、視線によって人間に憑依することだけは許されています。人間の病気はヤカーの視線によって起こるものも多く、そういう時は呪術師にヤカーを呼び出してもらって、捧げ者をして病を治してもらうそうです。そんな回りくどいことしないで原因になってるヤカーを滅ぼしちゃえばよさそうなものなのにって思うんだけど、スリランカではそういう発想はなくて、ヤカーにお願いして治してもらうらしいんです。ヤカーは善に対する悪とか、浄に対する不浄とかではないってことです(参考>あじあブックス「アジアの仮面」)。


頭にコブラがたくさん付いているナーガラクシャ
 検索で名前だけはわかったんですけど役割はわかりません。知ってる人がいたら教えて。


なんて名前?
 ひょっとしたらこれもナーガラクシャかと思うんだけど、頭のまわりでグルグル巻いてるものが蛇っぽくないんですよねー。


鳥の顔をしたグルルヤクシャ
 これは女神転生シリーズってゲームに出てくるグルルのことですかね。インド神話のガルーダにあたるものだと思います。スリランカの仮面劇でどんなふうに出てくるのか知ってる人がいたら教えてください。


これも名前はわかりません
 頭に孔雀の羽がついてます。スリランカの仮面が出てくる本をいくつか見てるんですけど、孔雀の羽がついてる仮面は本にも出てこないんです(図書館で取り寄せかけてる本がもう一冊あるのでそっちも見てみますが)。


名前はわかりません
 頭が炎みたいにツンツンしてて、口に牙があって耳と目のまわりが花びらみたいになってる。蛇の装飾はなし。プールナカラクシャとかガラーラクシャとか、それっぽいのはいくつかあるみたいなんですけど確信なし。誰か知ってる人はいませんかー。