十二月廿五日戊午/2月3日(木)
2005年カレンダー旧暦付き
六曜: 赤口
二十八宿: 角
行事:節分、初午、伏見稲荷初午祭
今日は節分です。今では立春の前日だけを節分と呼んでいますが、本来は季節の変わり目のことですから年に四回あります。なぜ立春の前日だけを特別に祝うかというと、春は農作業の始まりでもありますから、一年の始まりとして最もふさわしい時期だからでしょう。
また、季節を五行あてはめると、冬は水、春は木にあたります。さらに方位にあてはめると、水は北、木は東にあたります。東北の方角といえば鬼門です。そのため春の節分に鬼をおっぱらう行事をするのです。
節分といえば豆まき。病気や災いをもたらす悪いもの(鬼)をおっぱらう儀式をします。鬼は外、福は内、と叫びながら豆をまいて、歳の数だけ豆を食べるとこの一年無事にすごせると言われてます。
豆は固いものなので、五行(火水木金土)にあてはめると金にあたります。火が水に弱いように、金は熱すると溶けてしまうので火に弱いってことになってます。金には災厄や病気という意味があるので、火であぶって炒り豆にして食べるのです(参考>このへん)。そういえば日本の鬼は金棒を持っていたりして、金属と関係がありそうです。