ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

甲申年十一月二十三日丁亥(2005年1月3日)

六曜: 先負/午前中より午後が吉。でもあまり大胆なことはしないほうがよいかも。
二十八宿: 張/あらゆることにラッキーな日。やらなきゃと思ってるのにやりそびれてることがあったら、これを機に始めてみては?
選日: 一粒万倍日/一粒が万倍に増えるという意味。商売を始めるなら今日が吉。借金は万倍に増えたら困るのでしないこと。
行事: 初亥、福岡筥崎宮の玉取祭(玉せせり)

 玉せせりは、男達が二組に分かれて直径 28cm 重さ 8kg の玉を取り合う神事。陸組(おかぐみ)が勝てば豊作、浜組(はまぐみ)が勝てば豊漁になると言われてます。なんだか吉田戦車の漫画に出てきそう。
 初亥は正月最初の亥の日。各地の寺社で行事があります。とくに摩利支天をまつるお寺では縁日が亥の日ということもあって賑やかだそうです。摩利支天の縁日が亥の日なのは猪を乗り物にする神様だから。摩利支天と関係のないところでも何かすることがあるみたいなんだけど、なぜ亥の日が特別なんでしょうね?

出来事: 1922年の今日、イギリスの考古学者ハワード・カーターがツタンカーメン王の墓を発見しました。発掘に関係した人が次々に謎の死をとげ、王の呪いだと恐れられたのは有名。

 こないだテレビを見てたら、吉村作治がエジプトで新しい発見をしたときの話をしてました。「発掘期限ぎりぎりのところでこれが出てきて、僕はすぐに掘らずに一年我慢した。そうやって待つことでファラオの呪いを祝福に変えるんです」
これを聞いて、彼はエジプトに選ばれた人間なんだって思いました。