ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

与太話

「鶏の酢豚がありなら、アジのみそ煮もアリでしょ」
「アジのみそ煮だったらアリ。美味いかどうかは別として。でもサバのみそ煮って言われてアジに手を出したら、アジのサバのみそ煮になってしまうではないか」
「…はっ、なるほど。でも鶏の酢豚がありなら…」
「ダメ。酢豚は酢だけじゃ料理法の名前じゃない、豚だけでも料理法の名前じゃない。酢豚で初めて独立した料理法になるの。でもサバのみそ煮はみそ煮がすでに料理法を言い当ててるからサバはあくまで素材の限定」
「またそういう小難しいことを」
「そういう君はカリフラワーを買ってこいといわれてブロッコリーを買うタイプか?」
「正解。ほうれん草とまちがえて小松菜を買ったことがありま〜す」
「馬と鹿の見分けもつかない人間を馬鹿と言うそうだが…」
「それは見分けつくぞ。鹿と四不像の見分けもつく!!」
「それはご立派なことで」
「モンシロチョウとスジグロチョウの見分けもつくしチャバネゴキブリとクロゴキブリも見分けられるぞ」
「はいはい。で、なんの役に立つの?」
「さあ」

 カリフラワーといわれてブロッコリーを買った事ならホントにある。緑色で珍しいなぁとは思ったけど、形態から考えて同じものだと思いこんでた。まさか別の名前で呼ばれてるとは(おいおい)。あのころはカリフラワーが普及しはじめていて、ブロッコリーは珍しかったのよ。買ったのもその時が初めて。カリフラワーとはだいぶ食感が違ってたけど美味しかったなあ。今となってはブロッコリーのほうが定着してカリフラワーを探すのに苦労するけど(ここ一年くらいでさらに状況が変わってて、カリフラワーがやけに出回ってるという話もちょっとあったりするから悩ましいわ)。