ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

写真のレタッチ

 最近わたくしは、ネタが逆立ちした感じの人にオモチャにされてるような気がします。でもいいんです。役に立つのでされてあげます。でも、昨日のは情報量が多すぎで、どこに反応して遊んであげればいいのか迷います。自分のためのメモじゃないなら、要点をしぼって小出しにしたほうがよいのでわないかと…むにゃむにゃ。

 とりあえず、写した写真のレタッチですが、できればしたくない派です。いらないところを切ったり縮小したりすることはあっても、色や明るさは滅多に変えません。ただ、部屋の中で写すと肉眼で見た時の色と違うものができあがってしまうことが多いので仕方なくいじることはあります。

 たとえば一昨日のハタハタ。このへんに掲載するために調理前の写真も撮りました。

ハタハタ調理前・レタッチなし
 これは色や明るさの修正をせずに縮小したものです。デジカメの設定は、絞り優先、F-Stopならびにレンズ最小F値は3.2、ISO感度50、レンズ焦点距離10.4mm、ストロボなしです。
 この写真だけ単独で見れば、ちょっと暗いだけでおかしくはないですが、↓の調理後の写真とくらべると…


ハタハタ調理後・レタッチなし
 調理前と同じ部屋で写しました。ファイルに残ってる情報を確認すると、調理前の写真と設定は同じでした。ひょっとするとテーブルの位置が微妙に変わって明るさの条件が「微妙」にちがっている可能性はあります。しかし、そんなことでここまで色が違っちゃっていいものなのでしょうか。


 魚は調理済みなので、調理前の写真はもうとりなおせません。そもそも冷静に分析してる時点で調理後の魚も胃袋に収まってますから何もかもが後の祭り。普段なら仕方がないとあきらめて補正なしの写真を使うのですが、今回は調理前の暗い写真を、調理後の色に合わせてみました。

ハタハタ調理前・レタッチ済み

 色が同じテーブルと皿にあわせて修正すればいいと思います。Photoshop elements だと、画質調整→カラー→カラーバリエーションで「ブルーを弱く、レッドを強く、明るく」です。デフォルトの適用量だと変化が大きすぎるので、カラーの強さを調節ってところでつまみを左に動かしておくのがコツといえばコツだけど、まあ当たり前の話。

 蛇足ですが、こういう説明を書いてると、常に疑問なのは用語の定義。フォトエレだと「カラーバリエーション」と「コントラスト・明るさ」のところで「明るさ」を修正できます。ところが「色相・彩度」では「明度」の修正ができちゃったりするのですよ。文字通りの意味ではどっちも明るさでしょ?
 実験してみると「明度」アップで画像全体が白くなり(コントラストが次第に低くなってくる)、最後には真っ白になりました。「明るさ」は上げ続けても全体が真っ白になることはなく、黒っぽい部分が残りました。それが分かったからどうよっていわれると困るのですが、暗い写真を明るくするには、明度ではなく「明るさ」をいじるとよさそうです。
 たねさんのところにガンマ値がどうのと書いてありますが、たしかに他のツール使ってる時はそんなものありました。でもフォトエレの最新版には目立つところに「ガンマ値」という名前の設定はなさそうです。こういうのはツールによって癖が違うみたいなんですよねー。何を使っても似たようなことができるはずなんですが、「うちのツールではこーなのよ」と説明してもご理解いただけない場合も多いです。それでわかっちゃう人は自力でどうにかなってることが多いような気がしたりしなかったり。さりとてツールごとの説明なんかしてらりねーですわね。

 …って、やだやだ、長文ウザイ。誰もよまねーよ、こんな長い文章。


 そんなこんなで、この件に関しては、どうやら教えたい欲求の高い人がいるみたいなので、みなさんもこのへんトラックバックするネタを作って遊んであげてくださいね。食べ物をおいしそうに写すのに、こういう工夫をしてますとか、どうもうまくいかないので誰かいい方法を知りませんかとか、そんな話をブログに書いてトラックバックしてみましょう。トラックバック用URLもリンク先にあります。

# あ、書き忘れてました。わたくし諸般の事情でデスクトップパソコンを使いにくい状況に陥っているので、画像のレタッチその他を安っぽい液晶画面のノートでやってます。そのため、色もコントラストもまともに見えてない可能性がありまして、ブラウン管のモニターで確認するとゲロゲーロかもしれません(爆)まじで部屋の掃除をしてデスクトップをちゃんとどうにかしないと。お見せできませんが、かなり劣悪な状態になってます、うち。