インドネシアでは醤油のことをケチャップと言う
インドネシアには塩辛い醤油と甘い醤油がある。塩辛い醤油は日本の濃い口醤油のようなものでケチャップ・アシンといい、甘い醤油はケチャップ・マニスといって中国の甜醤油に似たもので醤油に砂糖や香辛料を加えたソースに近いものである。
ケチャップの語源は、中国語説と、マレー語説がある。もとは魚醤油のことだった(ニョクマムやしょっつるのようなもの?)。魚醤油がイギリスに伝わると、ソースを意味する言葉になり、現在では単にケチャップと言えばトマトケチャップのことを指すようになった。
インドネシアではトマトケチャップのことを「ケチャップ・トマット」という。
( 書き忘れてましたが、インドネシアの公用語であるインドネシア語は、マレー語の一方言だそうです。青森国は津軽弁を公用語として青森語としました、というような感じです。)
これをメモした本はタイトルをひかえる前に図書館に返してしまいました。東南アジアの食事情を書いた本でした。巻末に便所事情も収録されてました。表紙または裏表紙は目にもあざやかな唐辛子の写真でした。