目が出た鯛だからメデタイ
しばらく前から探してる昔話があります。どこの昔話かはわかりません。話の筋もあやふやで、たしかに言えることは「目の出た鯛をメデタイと言って売る」という部分。ここだけははっきり覚えてます。かなり断片的な記憶をつなぎ合わせたものですが↓こんな感じの話です。
いたずら者の猫(別の生き物だったかもしれない)が、魚屋から鯛を盗んで目玉だけちゅーちゅーしゃぶって放り出します。他には手をつけないんですけど、目玉を吸い出された鯛なんか売り物にならないので魚屋の夫婦は困ってます。
猫は、自分のしたことなんか些細ないたずらで大したことはないと思っているんですけど、何かのきっかけで魚屋の夫婦が苦しい生活をしていることを知って、罪滅ぼしをしようとします。売り物にならなくなった鯛をもって「目が出てるからめでたい!」と言いながら売り歩くと飛ぶように売れる…
たしか、まんが日本昔話でやってたやつだと思うんですよねえ。ちょっと切ない感じの話にできあがってたような気がするんですけど、詳細というか、もうちょっとちゃんとしたストーリーをご存じの方いらっしゃったらコメント残して行ってくださるとうれしいです。