ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

26日は葛飾区の花火大会だった

 天気は曇り。東京の最高気温は30度だったそうです。もはやこの程度だと暑いと感じない。

ちびガエル

 ヒキガエルの子(たぶん)がとうとう最後の一匹になってしまいました。ほんとに難しい。なぜ死んじゃうのかな。どうしても餌が偏ってしまうし、適切な量もわからないから、食べ過ぎたり、食べなさすぎたり、お腹を壊したり、そういう細かいことが重なって弱るのかもしれません。かえらーへの道は険しいです。

葛飾区の花火大会

 今年で45回目だそうです。これ書いてるの27日の朝なんですが、区の詳細ページを再度確認しようとしたら、早くもページがなくなってました。お役人さんたちってこういうことだけは必死でやるんですね。

 イベント情報は古くなっても消してはいけないんです。もう終わりましたって書いて残しておかないと。また、月と日だけがあってもいけないんです。年月日を書き残さないと。

 葛飾区の花火は、なまじ家のまわりから見えるものだから、近くまで見に行ったことがありませんでした(一度だけ江戸川対岸の松戸市側から見たような気はしますけど)。今年は震災後の最初なので近くまで見に行くことにしました。

 お昼頃ちょっと様子を見に行って、すでに場所とりが始まってたのを見たので、こりゃ早めに行ったほうがいいなと思い、17時半にはかけつけて、ござ敷いて待ってました。でも、場所が広いのでそんなに焦る必要もなかったかもしれません。

 今年は例年より数を減らして7000発だということでした。たしかに昨今の花火大会にしてはこぢんまりしてたと思いますが、それでもけっこう見ごたえがあって、要所要所で拍手と歓声があがってました。

 花火大会も各地で特色があって、たとえば江戸川区のはもんのすっごく派手です。あまりにも派手で子供なんかちびりそうだし、大人もばか笑いが止まらなくなるくらい派手なんです。

 そこへいくと葛飾区のは例年でも派手さでは江戸川区に負けるような気がします。そのかわり、変わったものがあがるのが特徴で、ハート型とか、メガネの形とか、スマイルマークとか、絵になってるものが沢山あがります。初めて見た時はほんとにびっくりしましたね。よく漫画には、キャラクターの顔の形の打ち上げ花火なんかが出てきますけど、あれが現実のものになるんて。


 この動画の1分44秒以降にスマイルマークが上がります。


 今年は「七一」を縦書きにしたものが沢山あがったので、最初なんだろうと思っていたら、横むきで裏返しの「か」でした。か・つ・し・かという文字が繰り返し打ちあげられていたようです。みんなしばらくポカンとして見たあと「ああ、葛飾かー」ってな感じで大喜びでした。

 テキ屋さんも沢山来ていたし、商店街だか観光協会だかの模擬店も出てましたが、人が多すぎてそういうのはろくに見られませんでした。帰りは金町まで歩こうとしたら、これまた人の流れが激しすぎて挫折、しょうがないので新柴又駅まで歩いてバスに乗りました。道が渋滞していて歩くより遅かったけど、昼間出かけた時に一日乗車券を買ってたので損した気にはなりません。

 金町駅にたどり着く間に人がはけるかなーと思ったら、ぜんっぜんそんなことなくて、もうどこもかしこも人だらけ。何も見ないで家のほうへいくバスに乗りかえました。

読んだ本

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 ゆうこと直樹シリーズの五作目。物書きのお母さんが、韓国からの引き上げ者であるみすずさんから聞き取って録音したテープを、ゆうこが文字に起こす作業を通して戦争の無益さや悲惨さを学ぶ。あらすじを書いちゃうと面白くもなんともないけど、みすずさんの体験談がものすごく面白い。みすずさんは実在の人物がモデルで、その体験談を許可をえて創作という形で出版したものだそうです。単なる反戦物語ではなく、みすずさんの一代記として面白いです。

 ゆうこと直樹のシリーズは、「ふたりのイーダ」と「死の国からのバトン」は物語として面白いんですが、「屋根裏部屋の秘密」と本書は、テープおこしの作業が中心になっていて、二人の話の続きとしてはものたりない感じがします(内容は面白いんですけど)。

2011年07月26日のツイート