ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

2004-08-19から1日間の記事一覧

雑感

カテゴリーをタイトルの頭につけると、タイトル一覧が小汚い。タイトルの尻につけられるといいのだが、現状ではそれはできないようだ。やはり痒いところにもう少しで手が届かないといった感じ。

一角:ウニコール(参考『本草綱目啓蒙』)

『本草綱目』には蛇角の名で出ているらしい。これがイッカクという鯨の仲間の前歯であることは現代ではその道の者ならば誰でも知っていることだが、日本にも中国にもこの生き物はおらず、ただ異国から角だけがもたらされるのを見て獣角とされた時代もあり、…

果然:オマキザル来日?(参考『本草綱目啓蒙』)

蘭山は果然をオナガザルと訓じているが、旧世界のオナガザルなのか、南米のオマキザルのことを言っているのかよくわからない。長崎には紅毛人(オランダ人)がペットとして持ち込むことがあるというから南米産のオマキザルかもしれない。色は黒く、鼻は上を…

山操(参考『本草綱目啓蒙』)

さんそう。操はけものへん。山男、山おぢ、山ぢい、山ぢぢ、などと呼ばれるものと同じであろうと蘭山は言っている。深い山に住み、昼は隠れ、夜現れる。木こりなどが数日間やまごもる時に現れる。人が燃やす火に寄ってきて蟹をあぶって食べる。これを殺そう…

狒々(参考『本草綱目啓蒙』)

ヒヒ。費費とも。蘭山はヤマワロと訓じている。また、山笑、カンキョ人、梟陽人もこれと同じものとしている。深い山に住み、日本でも木曾(長野)、豊前(大分)、薩州、飛州、能州に住む。人に似て毛深く猿に似ている。毛は刺のようで赤い。死ぬと抜ける。…

猩々(参考『本草綱目啓蒙』)

ショウジョウ。象掌、生々とも。熊人、紅人と呼ばれるものもこれか。日本にはいない。嶺南、交趾(ベトナム)など熱帯に産する。山谷に数百の群れをなして暮らし、人に似て酒を好む。人の姓名、祖先の名字、その家に昔あった出来事などをよく知っている。 こ…

罔両(参考『本草綱目啓蒙』)

音読みならばモウリョウ。『…啓蒙』ではクハシヤ(カシャ?)と訓じている。葬送の時に現れる。現れる時は疾風と急な雷をともない、人々が大騒ぎをしている間に棺の中の屍を持ち去る。棺そのものには異変がないので開けてみるまで誰も気づかない。持ち去られ…

雑感

カテゴリーの一覧を毎日ここに書いて、新しい日付になったら削除しているのだが、削除してしまうと↓の見出しに仕込まれているアンカーの名前も変わってしまうのだな。今後は消した後にダミーで何か書くことにしよう。