ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

『へんないきもの』より、見た目と性質がヘンだと思える生きものの抜き書き

ツチボタル(ヒカリキノコバエの幼虫)

 ねばねばする玉が連なる糸のようなものをたらし、発光することで虫を呼び寄せ、ねばねばでからめとって食べる。ニュージーランドの洞窟に生息。

ツノトカゲ

 危険を感じると目から血のような液体を発射して威嚇する。見た目もトゲトゲで恐竜のよう。北米大陸南西部からパナマにかけての砂漠に生息。

タイノエ

 タイ(魚)の口の中に巣くう寄生虫。かなり大きい。立派な足が歯のように見えなくもないので、これが出てくるとタイが入れ歯を外したかのように見える。別名を鯛之福玉といい、タイノエつきのタイは縁起がよいとも言われている。

メタンアイスワーム

 メキシコ湾の深海で、メタンの氷の中に穴を掘って暮らしている。ピンク色のゲジゲジのような生きもの。

ヒヨケムシ

 蜘蛛ではないが、蜘蛛の仲間。ある種のヒヨケムシはかなり大きくなり、イラクあたりでは寝ている人を襲って食べるという。麻酔効果がある液を注入するので獲物は痛みを感じないらしい。しかも毒をもってるらしい。ジャンプ力があり、子供の悲鳴みたいな声を上げるらしい。鹿などを襲って食べるらしい。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51574922.html
ここにある写真は有名。

クダクラゲ

 母体から分裂して生まれた個別のクラゲが、電車ごっこのように連結して融合し、それぞれが体の器官として変化し、ひとつの個体のように振る舞うという謎の生物。だったら分裂しなくていいんじゃないのか。

ミズヒキイカ

 ぱーっと開いた足の先からヒラヒラの長いものが垂れているイカ。このまま天井から吊るしたら、赤ん坊のベッドの上で回ってるオルゴールの代わりになりそう。大西洋、インド洋、太平洋などに生息。
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%92%E3%82%AD%E3%82%A4%E3%82%AB&hl=ja&client=firefox-a&hs=1oi&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=e4aOTskP8KKIB6WyyekN&ved=0CDEQsAQ&biw=1103&bih=531

フクロアマガエル

 メスの背中に袋がある。メスが生んだ卵をオスがその袋に詰め込み、卵はオタマジャクシになるまで袋の中で育てられる。袋の口は尻側にあり、メスは自分の後ろ足をつかってオタマジャクシをかきだすという。南米北西部に生息。

 Marsupial Frog で検索すると似たようなカエルの動画がヒットするが、
http://www.youtube.com/watch?v=l55w9jCF2BA
これなどは卵ではなくオタマジャクシを脇腹から背中の袋に入れている。押し込むというより孵化しそうな卵に親が覆いかぶさることで、卵から出てきたオタマが勝手に袋に入って行くようだ。背中でカエルになるまで育って勝手に這い出してくる。どっちかっていうと尻をひろげてオタマを排出するところが見たい。

ミカヅキツノゼミ

 ツノゼミの仲間はどいつもこいつも形がヘンだけど、ここまでヘンだと形だけでも称賛していいんじゃないかとちょっと思う。南米に生息。ただ、残念なことに 2cm くらいしかないらしい。もっと大きければいいのに。
http://www.ne.jp/asahi/rhyncha/index/foreign/spong2.html
↑ここに「ヨツコブ」という名前も出てくるけど、形だけならそいつも面白い。そいつも残念なことに小さいのが玉に瑕。

アホロテトカゲ

 前脚しかないトカゲ。トカゲというより巨大なミミズに前脚が生えたように見える。見た目だけなんだけど無視できない魅力。ただ残念なことに(?)最近はペットショップで買えるらしい。そうなると途端にどうでもよくなる。

シリキレグモ

 合衆国のジョージア州テネシー州に生息。名前の通り尻(というか腹)が断ち切られたような形をしており、切り口があたかも金庫の蓋のよう。あるいはハンコみたい。黙って見せられたら作り物としか思えない。これも最近はペットとして飼ってる人がいるようだけど、それでも無視できないスゴいフォルム。メスで体長 3cm というからそれほど大きくはない。これで 10cm くらいあったら本当にスゴいんだけど。
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%83%A2&hl=ja&client=firefox-a&hs=yWO&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=HYyOTtbPGbCZiAeo7PWIDg&ved=0CDEQsAQ&biw=1103&bih=531

マダラコウナメクジ

 逆さ釣りで絡み合って変なものを口から出してからませあって交尾するナメクジ。なかなかエロい。アメリカ西部の森や山腹に生息。
http://www.youtube.com/watch?v=GSW9kWIRCOQ

コアリクイ

 危険を感じると立ち上がって両手を広げて威嚇する。可愛いっちゃぁ可愛い。アリクイのたぐいは子育てする時に背中に子供をのっけて歩く。そういうしぐさも含めて面白いっちゃぁ面白い。
http://www.youtube.com/watch?v=BhTNIH5SSLE


へんないきもの

へんないきもの

またまたへんないきもの

またまたへんないきもの

 人はより強い刺激を求めるから、ちょっとやそっと変わっていても、昔ほどには驚かなくなってる。最近こういう本を読んでもあまり面白くなくなってきたなあ、と思いつつメモ。

 なお、人力検索のぞろ目さんはこんな本とっくに読んでると思うので、これを答えたって無駄だと思う。さすがに最近は珍しい生きものを求めるぞろ目さんも減りました。イモトも動物を追うのをやめて山に登ってるしね。イモトにはムツゴロウみたいにいろんな動物と接触してほしいような気はするけど。特別変わってなくたっていいじゃんべつに。