ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

5日の日記

 朝から晴れ。朝のうちはまだ強い風が吹いていましたがお昼前にはやみました。午前中に雲が出て雨が降りそうだったけどすぐ晴れて暑くなりました。東京の最高気温は32度だったようです。夕方雷が鳴ってざーっと雨が降りましたが、わりとすぐにやんでしまいました。

芋虫

 ヨモギエダシャクが蛹化の体勢に入ったのですが、あらぬところから黒い液が出ているので死んでしまうかもしれません。蛹になる直前だとわかるのは 60mm くらいあった体がきゅーっと縮んでくるからなんですが、その状態で液が出るとしたら尻から水便じゃないかと思うのに、口から黒い液が出ちゃってる。ちょっと前に採集したウスタビガも同じ症状で死にました。

 ホソオビアシブトクチバは、後から蛹化の体勢に入ったものが狭いものの隙間で蛹室(というか繭みたいなもの)を作ってしまい、このスペースじゃ脱皮できないんじゃないのかなと思っているところです。もう一頭は葉をつづって部屋を作ったから大丈夫、だと思うけど。どきどき。

 ゴマダラチョウの残りがそろそろ羽化するんじゃないかと思っていたら今朝はしませんでした。前に羽化したのは採集場所で放してしまったのですが、これはオスだったので(たぶん)、もし次のもオスだったら締めて展翅してみようかなと思ったり思わなかったり。

 標本は作り始めると楽しいけど保管に場所をとるので凝らないように注意してます。死にたてのほやほやの蝶なんかを偶然拾うと手慰みになんとなくやったりはするんですけど。そもそも芋虫は大好きだけど成虫になると二の次三の次なんです。普通は成虫を標本にするために幼虫から飼ったりするんでしょうけど、わたしは本当に芋虫が好きなんです(ゆえにカブトムシ・クワガタに大した興味がない。だってあいつら幼虫時代に土に潜ってて面白くないんだもの)。

アブラムシ

 自鯖ブログのこの記事(http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1146)の四枚目の写真にまんまるちゃんなアブラムシが写ってるじゃないですか。コイツがなんなのか(母集団はたぶんモモコフキアブラムシ)気になるので図書館で少し図鑑など見たら、どうも寄生虫にやられた「マミー」なんじゃないかという気がしてきました。

 アブラムシは小さいですが、その小さな虫に寄生する小さなハチ(アブラバチ類・アブラコバチ類)がいるそうです。これらに寄生されるとアブラムシがパンパンに膨らんでまんまるちゃんになり、たぶん死んではいないんですが、生きて動き回ることもないのでミイラ化(マミー)と呼ぶそうです。そういえば、うちのちびガエルたちは、まんまるちゃんだけ食べ残します。たぶん動かないからですね。

 マミーになったアブラムシはどうなるかっていうと、やがて寄生蜂が腹を食い破って出てくるので結局死んでしまいます。寄生蜂の説明を読んだあとに水元公園の葦原でモモコフキアブラムシを探してみたら、まんまるちゃんだけが残っていてイキのいい虫はどこかへ去っていました。よくよく見ると、まんまるちゃんの腹には小さな穴があいていて、もうみんな死んでました。寄生蜂が出たあとなんでしょう。写真とったけどちょうどデジカメの電池切れでうまくピントがあいませんでした。撮り直してうまくいったら自鯖この記事ごと自鯖ブログにまるっとコピペしようかなと。(「ネタ袋」は、もともとそういういつか使うかもしれないネタとか、テレビや本なんかから、いつか必要になるかもしれない知識をメモして置いておく、まさにWEB-LOG的な使い方をしてます。メモしたまま忘れることのほうが多いんですけど)

そういえば、はてダはいつまで続けようかと少し悩む

 自鯖ブログには停電時の備えがないので、電力不足で停電するなら止めなきゃならないんです。しかし今年は停電しない見込みだそうですし(実験の結果、電力消費量も大したことなさそうなので、節電のために止める理由もないと判断)、だらだら日記を書くにしたって自鯖に戻ってやったほうがいいんじゃないかと。

 ただ、自鯖には今のところ新着をtwitterに送る仕組みがありません。そういう外部サービスは試してみましたが、変な広告をブログ上部に表示されたり、新着通知にタイムラグがありすぎたりして(半日とか丸一日とか平気で遅延する。直後に送られることもある)あまりよろしくないんです。

 わたしはブログに限らず新着をすべて人に読ませようという気がなくて、必要なことを検索した時にうちがヒットして見に来る人がいればいいじゃないかと思ってます(だからブログでもなんでも情報が過剰でいろんなことを書いたりしまくったりしてた時期がある。最近面倒くさいのでなるべくスリムに……って言いながらすげー書いてるじゃんか、イヤンもう)。そういう意味ではtwitterに送る必要なんかまったくないんですが、はてダの外部サービス連携機能をお試しで使っていたら、おそろしいことにmixiで反応があるもので、やめにくい状態になっています。

 はてダの話が mixi に行き着くのも話せば長いことで、twittermixiボイス を「お試しで」連携させてるうちに、はてなダイアリーtwittermixi という具合に最下流mixi になりやがったのです。個人的には mixi みたいな閉鎖空間をまったく重要視していないので、うざくなったら連携を止めてやろうと思っていたのですが、 mixi から出てこない人々にヤヤウケなので続けざるをえなくなってしまいましたとさ。

 というわけで、はてダの日記を完全にやめるとしたら、自鯖ブログにtwitterへの通知機能をとりつけないといかんのです。しかしわたしの能力ではそれが難しい。完全にはてなの罠にはまってるような気がする。