ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

アイスキャンディーを発明したのは?

 以前テレビで見た海外制作の番組に、アイスキャンディーを発明した少年の話が出てきた。その番組自体はジェラートの歴史を紹介するものだったと思う。

 アイスキャンディーの発明者は少年で、その誕生は偶然の産物だった。ある寒い日に、少年は屋外でコップにジュースを入れてマドラーでかき回していた。やたら早口に説明する番組で詳細は聞き漏らしたけれど、粉ジュースのようなものをとかしていたのかもしれない。

 そこへ友達が呼びに来たので、少年はコップを置いたまま遊びに行き、ジュースのことは忘れてしまった。その夜は気温が下がり、少年が朝になってジュースのことを思い出した時はすっかり凍りついていた。少年が何気なくマドラーを持ち上げると、なんと凍ったジュースがマドラーと一緒にコップから抜けるではないか!

 こんな感じのストーリーで、番組では少年の名前も言ってたと思う。


 その話がずっと心にのこっており、日本語では何度も検索して調べようとしたことがあるんだけれど、これという情報がヒットしなかった。人力検索に出そうと思い、その前に自分でも英語で検索してみたら、あれっ、ちょっとびっくり、あっさりわかってしまった。

 まず英語でアイスキャンディーのことをなんというのかと調べたら、ice-lolly 以外に Popsicle という言い方があるらしく、後者はアイスキャンディーのメーカー名だった。

 その Popsicle のサイトを見に行くと、会社の歴史を紹介するページに上記に書いたのとそっくり同じ話が出てくるじゃないか。ああ、なるほど、だからテレビでは名前まではっきり言ってたのか。その子が作った会社が今でもアイスキャンディーを作っているんだね。

http://www.ideafinder.com/history/inventions/popsicle.htm

  • 1905年のこと
  • 少年の名前はフランク・エパーソン Frank Epperson 当時11歳
  • 当時、水に混ぜて飲むソーダ水の粉が流行っていた。
  • 少年が粉を水に混ぜて、back porch(テラスみたいな場所か?)に一晩放置した。
  • その夜は記録的に気温が低かった。
  • 翌朝、少年は学校のともだちに凍りついた炭酸水を、棒ごとひっぱり出して見せた。
  • 少年が18歳になった1923年、凍った炭酸水のことを思い出し、七種類の果物のフレーバーをつけて生産する会社 Epsicles をたちあげた。
  • 社名はのちに Popsicle に変更された。
  • その後、エパーソンはアイスキャンディーの製法について特許を申請、1924年に特許がおりている。


 こんな感じだろうか。一応いっとくけどわたしは英語と算数はものすごく苦手なので自動翻訳にかけたものを整理しました。

 こうしてまた人力検索用のネタがひとつ減るのであった。インターネットって便利だな。