オーロラ事件
ジム・マーズたちがオーロラの共同墓地を調査したのは、彼の著書ではよくわからないが1970年代前半じゃないかと考えられる(聞き取り調査に1973年の新聞を読んで事件を思い出したという老婦人が出てくる)。
それより少し前。1966年に、英国のUFO専門誌フライング・ソーサー・レビューにオーロラ事件が掲載される。皆神龍太郎によれば、地元紙に一度だけ掲載された事件が、これによって70年ぶりに復活したということである。
この記事に触発されたUFO研究家が金属探知器を持ってオーロラへ行き、UFOの残骸を探したが、ストーブの蓋と、馬の手綱につけるリング、1930年代の車のナンバープレートを発見しただけで終わったという。皆神龍太郎の本には、オーロラのどこを調査したのかは書かれていない。
ジム・マーズの調査によればオーロラの共同墓地には宇宙人の墓とされるものが存在しており、彼はその墓を金属探知器で探っている。その結果金属片が三つ見つかり、掘り起こす前に何者かに盗まれてしまったという。
1966年の記事で調査に行った者は共同墓地を調べなかったのだろうか?