ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

月の謎

月には水の風が吹く?

 火星には水が流れた跡があり、かつては豊富な水があったのだろうと言われている。しかし、月にはそういった地形がなく、今も昔もまったく水がないと言われている。

 しかし、月に水蒸気の風が吹いたことがあるそうだ。

 1971年5月7日、アポロ計画で月面に残してきた装置が月に水の風が吹いたことを示す信号を発した。月には大気がないため、水は蒸発して風のように舞うのである。水の風現象は4時間ほど続き、その範囲は約260平方キロメートルにも達した。

 ライス大学のフリーマンJr博士と、H・ケン・ヒルズ博士は、月の深層部にある水が月震で解き放たれたのだろうと発表した。しかしNASAはそれを否定。アポロ計画で月面降下時に27〜45Kgの水タンクを2本使ったことをあげ、そのタンクが破裂し、水が放出したのだろうと発表した。

 しかし、260平米もの広範囲に広がるにはNASAが言うタンクでは水の量が少なすぎる。また、アポロ12号と14号が使ったタンクは180Kmも離れたところにあり、装置はそれぞれのタンクの位置で同じように水蒸気を確認している。ふたつのタンクが同時に破裂するなどということがありうるだろうか。

# 水蒸気が広範囲に広がったことを検知する装置というのはレーダーのようなものだろうか。260平米では規模が小さすぎて地球からの写真には当然写らないのだろうが、月の深層部からの放出ならば、繰り返し起こってもよさそうなものだが。

月空洞説

 月は衝撃に対して長時間揺れ続けるという。アポロ13号の三段目を無線コントロールで月にぶつけた時、月は3時間20分も揺れ続けた。NASAはこの時の様子を「ゴングのように鳴り響いた」と表現している。まさに梵鐘のような状態だ。

 1972年5月13日、月に大きめの流星が衝突した。これにより、月の内部構造がわかると思われていたが、なんと衝撃の反射波がかえって来なかったのである。

 これにより、月は表面が非常に固く、反対に内部にはごく軽量の物質が詰まっているか、巨大な空洞になっていると考えられている。

 月の表面が固いことは宇宙飛行士がドリルで掘ってみたことからわかる。特注のドリルだったのに4〜5Cmしか掘れなかったという。

錆びない鉄、錆びている鉄

 鉄が錆びる時には酸素と自由水素が必要である。つまり鉄が錆びるということは、水が存在するということだ。

 月には水がないと言われている。ところが月の岩石には錆びた鉄が微量に含まれている。これは月に水があることの証明ではないか。


 また、月には決して錆びない鉄も存在するという。1970年ソビエト無人月探査船が月の危険の海から持ち帰ったサンプルに錆びない鉄粒子が発見された。酸素も水分もある空気中で錆びない鉄は地球には存在しない。

月宇宙船説とアルカディアの月以前人(プロセレネ)

 1970年7月、マイケル・ヴェイズンとアレクサンドル・シチェルバーコフは旧ソ連スプートニク誌に、月は地球外知的生命に創造されたのか、と題する論文を発表した。

 それによれば、宇宙のはるか遠くに住む知的生命体が、小惑星の内部をくりぬいて宇宙船としたという。その際、内部から取り出された溶けた岩石は、月の表面に吐き出された。そのため、月の表面は鉄のように固くなった。

 こうして旅立った宇宙船月号は、旅路の果てに太陽系にたどりつき、地球周回軌道に停泊したのである(中の人はどこへ消えたのか教えてほしいのココロのともよ)。

 また1975年にはドン・ウィルソンが膨大な資料をもとに「不思議な宇宙船・月」を出版した。ドン・ウィルソン自身、シチェルバーコフ等の説を当初はまったく信じていなかったが、月が鳴動するなどアポロ計画でわかった事実に照らして考えを改めたと言う。


 アリストテレスは、ギリシア人が現れるずっと以前に、中央ギリシアの山岳地帯にプロセレネと呼ばれる人々が住んでいたと言及している。

 古代伝説によれば、プロセレネたちは月が天空に現れる以前からここにいると言い、アルカディアの権利を主張したという。

 ギリシアの著述家であるプルタルコスもプロセレネについて書き残している。

 ローマの詩人オヴィディウスもアルカディアの民は月よりも古いと歌っている。

 ロードスのアポロニウスも、アルカディア人が月が現れる前から山地に住み、ドングリを食べていた」と書いている。

 チベットの古文書には、ゴンドワナという失われた大陸に住む人々が、空に月が光る以前から文明を持っていたと記されている。

 また、衝突する宇宙の著者であるヴェリコフスキーは、フィンランド叙事詩カレワラに、月が軌道に乗った時に関する一説を引用している。

 世界中の伝説や聖典に、月がどこからか突然やってきたこと、また現在の軌道に乗る前は、もっと地球の近くを回っていたことなどが記されているという(ほんとかよ)。

# 月に関する伝説は気になるなあ。チベットの古文書とかいかがわしくない資料はあるんだろうか。

月の怪現象

  • 1587年5月5日、三日月の角と角の間に星が目撃された。月の欠けた部分は影なので後が透けて見えるわけもなく、月面か月と地球の間に発光現象があったと考えられる。
  • 1671年11月12日、フランスの天文学者カッシーニが月面に小さな雲を観測する。
  • 1787年5月18日、ふたりの天文学者により月面に閃光が目撃される。あたかも稲妻のようだったという。
  • 1787年3〜4月、反射望遠鏡の開発者であるハーシェルが月面で三つの光り輝く点と、四つの火山、月の上空を移動する光を目撃。
  • 1821年7月、ドイツの天文学者が月面に光が点滅するポイントを数ヶ所見たと報告。
  • 1877年2月、エウドクソスクレーターを横切る一条の光が一時間も消えずに目撃された。
  • 1882年、アリストテレス丘陵一帯で、動く影が目撃された。
  • 1915年4月23日、クラヴィウスクレーターでビーム状の光が目撃される。
  • 1940年6月14日、プラトークレーターに線上の光が2本記録された。この場所で光を見たという報告は数千を越える。
  • 1955年5月24日、月の南極付近で放電のような美しいきらめきが観測される。
  • 1959年9月13日、リトロー付近の視界を何かが遮った。
  • 1964年6月21日、ロス・D付近を横切る黒いものが二時間にわたって観測される。
  • 1967年9月11日、カナダの天文学者が静かの海に紫色に縁取られた黒い雲を観測。

参考文献

宇宙人UFO大事典―深〈地球史〉

宇宙人UFO大事典―深〈地球史〉

 なお、このページに書いたことが科学的にあっているか間違っているか、ブログ筆者にはとんとわかりません。