青いポインセチア??
今朝テレビをつけたらTBSの「はなまるマーケット」で真っ青なポインセチアを紹介してた。それが品種改良で作られた自然の色なのか、緑のバラみたいに色水を吸わせて作った人造物なのか、途中から見たので状況がさっぱりわからない。青いポインセチアだけでなく、黄色いのも紹介されていた。黄色はたぶんホンモノ。しかし、青はありえないだろうという気がする。
赤いものが黄色くなるのはなんとなく理解できる。理由は聞かれても困るけど、赤い花や実がつく植物だったら黄色い品種も普通にあるでしょ? バラやチューリップはもちろんだけど、トウガラシなんかも赤や黄色がある。ピーマンも。トキワサンザシなんかも赤と黄色がある。赤と黄色は同じ色素かれら発色するとか、そんな理由だと思うけど自信はないので信用しちゃだめ。
でも、青となると話は別。もちろん青い花もこの世には沢山あるんだけれど、どうやっても青い花を咲かせられない植物というのもあるわけよ。バラだって普通には薄紫の花しか咲かない。たぶん世の中には青い色素を作れる植物と、作れない植物というのがあるんだと思う(ひょっとすると、作れない、ではなく、赤い色素を「作ってしまう」かもしれない。赤が混ざると紫にはなるけど青くはならない)。で、ポインセチアはどっちかというと、わたしは作れない植物だと思ってた。
ところがテレビに映ってるのは真っ青なんだよね。紫とかじゃなく「青」なの。正直アリエネーと思ったのであわてて検索をかけてみたんだけれど、「青いポインセチア」で検索しても、青いね、きれいだね、不思議だねというブログの記事ばかりひっかかってしまう。こういう時だけはブログ記事を世の中から抹殺したくなる(と、ブログで書いてるわたしもわたしだが)。普通のポインセチアより高いらしいんだけど、色水を吸わせてるだけだとしたらそんなもんに大金払うなんてバカだぞと言いたくなるので、やはりホンモノ??
一瞬、自分の動植物に対する常識が足下から崩れそうになってクラクラしはじめたんだけれど、そういえばYahoo には検索結果にブログを含めないという機能があったなと思い、検索し直したらこんなページが。
青いポインセチアを販売してた楽天市場のキャッシュ(そのうち消えるかも)
特殊な水溶液を吸い上げさせて、苞の色を染めています。
やっぱりね、と思う反面、激しくガッカリする師走の朝なのであった。