ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

「越後七不思議」桜がひん死

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=232361
新潟日報2007年5月2日
 阿賀野市(京ヶ瀬)小島の国指定天然記念物「梅護寺の数珠掛桜(じゅずかけざくら)」が、持病のならたけ病の進行によってひん死の状態に陥っており、今後も開花の見通しがないことが分かった。2002年の病気発覚から治療を尽くしてきたが、もはや打つ手がないという。関係者らは完全に枯れるまで見守った後、後継樹と植え替える予定で準備を進めている。

 越後の七不思議の1つと言われている数珠掛桜は、薄いピンクの花を付ける八重桜の変種。この地を訪れた親鸞聖人が、桜の木に数珠を掛けて説法したところ、数珠の房のように垂れ下がった花が咲くようになったと伝えられている。
(後略)

 数珠掛桜の写真はhttp://www.city.agano.niigata.jp/bunkazai/index.htmlで見られるけれど、残念ながら写真ではどのあたりがすごいのかわかりにくいです。

 なお、越後七不思議は下記のとおりで、すべて親鸞聖人の伝説がらみです。

越後七不思議

逆さ竹(さかさダケ) 新潟市中央区 西方寺、天然記念物
 枝が下向きに生える竹。親鸞聖人の竹杖に根がはえたもの。

焼鮒(やきフナ) 新潟市西区 山王神社
 体に焦げ目のついた鮒。

八房の梅(やつふさのウメ) 阿賀野市 梅護寺
 ひとつの花に八つの実がなる梅。

数珠掛桜(じゅずかけザクラ) 同上、天然記念物
 花が長く房のようにつながって咲く八重桜。

三度栗(さんどグリ) 阿賀野市 孝順寺
 一年に三度収穫できる栗の木。

繋ぎ榧(つなぎガヤ) 南蒲原郡田上町 了玄庵、天然記念物
 糸を通したような穴のある実のなるカヤの木。

片葉の芦(かたはのアシ) 上越市 居多神社
 葉が片側一方向にだけ伸びるアシ。