ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

南蔵院に地蔵の素顔を見に行った

 23時から水元南蔵院でしばられ地蔵の縄解き供養があるので、プラネテス特集は途中だったけど22時ごろ家を出た。シャーベット状になった雪が凍って道はツルツル。地蔵通りは狭くて暗くてすれすれのところをバスが通るから恐いよう。
 寺にはちらほら人が集まり始めていたけどまだこれからって感じだった。どういう縁があるのかよくわかんないけど、だるま市がたってて、産地は高崎なんだけど、荒縄で縛ってある南蔵院仕様のだるまさんを売ってる。ここでだるまを買うと、開眼供養というのをしてもらえるっていうから、一番小さい1000円のやつを買った。
「高崎のだるま市なら必ず値切るけど、ここは値切っちゃだめ?」
と聞いたら、「ここではちょっと…」と歯切れの悪い答えだった。あらそうなの。
 だるまを持って隣の建物(たぶん本堂)へ行くと、お坊さんがだるまの左目にお地蔵さんの種字を入れてくれた。そんでもって加持(清水を棒の先でぴんぴんと跳ね上げて何かするの)をして、それから般若心経を読んでもらって、あれあれ、こんなにしてもらって幾ら払えばいいのーって思ったけど、あくまで志ってことらしくて、なにも要求されなかった。あらびっくり。なんとなく申し訳ないような気持ちになる。
 それから100円で甘酒を飲んだら、そこで除夜の鐘の整理券を配っているというのでもらった。71番だった。鐘を突いたらそのまま帰らずに整理券を持ってきてくれたらケーキをさしあげますというのでさらにびっくり。くださるものはなんでももらってかえりますとも。
 除夜の鐘は0時からで、その前にしばられ地蔵の縄解き供養っていうのが23時からあるっていうんだけど、まだ30分もあるのでぶるぶるふるえながら待つ。とにかく寒い。靴の中で指が凍り付きそうだった。

 …疲れたのでちょっと休憩してから続きを書くよ。