ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

ヤングチャンピオン買いました

 昨日発売の新年第一号です(表紙がゆうこりん)。今回の「ブラック・ジャックALIVE」は高倉あつこです。いつもは泌尿器科のお医者さんの話を描いてる人ね。おもいっきりいつもの話の中にBJが出てきてて笑えました。ピノコがかわいいのよさ。高倉版BJのへぼい感じもあの世界にはあってるしねー。神経質な患者役が手塚キャラで高倉ワールドにとけ込んじゃってるのが爆笑。ま、ちょっと「教え」が浮いてる感じもしたけどお祭り企画のために描いた話だしねえ。ALIVEはどれもそこそこまともなので楽しみ。次は12月28日に近藤佳文版BJですって。

 BJリメイク企画といえば「サスペリアミステリー」っつーのもあるわけですが、あっちは相変わらずですなあ。もう買う気はまったくないんですけど、目についたらいちおう立ち読みはしてます。第三弾は吉川うたたって人のやつで、銀行強盗とそれを追う刑事が患者としてBJのところに転がり込んでくる話。原作のタイトルは「奇妙な関係」だっけ? これまでの二作にくらべればいくらか自分の世界に持ってこようという苦労のあとが見えるような見えないような。刑事を女にしたのはたたき上げのオッサン刑事を漫画家さんが描けなかったからだろうな(汗)

 何度も何度も同じことばっかり書いて申し訳ないけど、見たいのはBJの焼き直しじゃなくって新しい作品なんだよねえ。原作のまんま描き直しただけなら本人の漫画を読むって。今でも買えるんだから(っていうか全部持ってるしさー)。やるならそれ以上のものか、素材を活かしつつまったく別の魅力のあるものを作ってほしいと思うんですよねえ。こう毎回同じものができちゃうってことは「描き直し」が編集さんの方針なんでしょうかねえ。サスペリアミステリーの編集って平均年齢いくつかなあ? 編集さんもだけど、漫画家の人たちもブラックジャックなんか仕事抜きで読んだことないんだろうなあ。わたくしの世代でも手塚漫画の嫌いな女の子ってけっこーいたしねえ。絵がぎこちなくて嫌だとかいってた。少女漫画タッチになれてると漫画ちっくな丸い絵に拒否反応がおこるのかも(逆に少女漫画のひらひらきらきらした絵に拒否反応が起こる人もいるからなあ)。次号は12月24日発売ですと。見つけたら立ち読みねー。これは買わなきゃって血迷ってみたいんですけどねえ。まあ、おかげであの分厚くて高い雑誌を買わずに済むんだからありがたいことで??