ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

若松様の謎

 「めでためでたの 若松様よ 枝も栄えて葉も茂る」と言ったらなんだと思いますか? ふつー、花笠音頭ですよね。山形の。
 そう信じ込んでいたある日、富山の物産展でみょーなBGMを聞いたんです。
 「めーでーたぁめーでーたぁぁの わかーまぁぁつさぁぁぁまぁぁよー」って。続きは聞き取れなかったけど、これ、花笠音頭ですよねえ。でも節回しが違うんです。山形のは陽旋律(っていうのか?)で明るい感じだけど、富山のは陰旋律で力強く歌ってたし。曲はぜんぜん別なんです。でも歌詞は同じ。なんで??
 そのことがずーっと気になっていたんですが、昨日読んだ種子島の民話集に「めでた節」という民謡の由来譚と歌詞がありまして、ここにも「うれしめでたよの若松様よ」というほぼ同じ歌詞の歌が出てきちゃうんです。
 山形・富山・種子島だなんて、まるで別々の遠く離れたところに、どうして若松様が枝も栄えて葉も茂るんですかー?
 ※離れてるといっても全部日本海側なんですよね。松前船の航路と関係してそうな気はするんですけど。