ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

マグロの血合い入りホウトウ汁

マグロの血合い入りホウトウ汁

 正しくはホウトウではないかもしれません。ホウトウというのは小麦粉をこねてのばしたものをリボンのように幅広く切ったものなので。今日のは手で転がして小指くらいの太さの棒状にした生地を麺棒で平たくつぶして作りました。生地は粉に対して水の量は四分の一くらいです。混ぜて捏ねて三十分以上寝かせたものを使います(このへんを参照のこと)。

 鍋にお湯を沸かし、細切りの玉ねぎを放り込んで、沸騰したらぶつ切りにしたマグロの血合いを放り込みます。ホウトウ汁にふつうマグロは入れません。でもそんなことどうでもいいんです。マグロの血合いがトレイに山盛りで250円だったので、腐らせる前に食べてしまわなければなりません。
 味付けは砂糖と醤油。灰汁が出てくるのでお玉ですくい取ります。あらかじめ作って置いたホウトウを放り込んで、4分くらい煮込めばできあがり。マグロのうま味が無骨なホウトウと意外に合ってます。

本棚が来た

 先週注文した本棚が届きました。配送のおじさん&お兄さんが、最初は階段で行けるだろって頑張ってましたが、すぐにあきらめてベランダから吊り上げることにしてました。入り口部分の天井が低かったり、途中で二度曲がってたりして、かなり癖のある階段なのです。
 吊り上げることに決定してからは迅速でした。てきぱきと紐をかけて、ふたりがかりでするするっと引っ張り上げて、ちゃちゃっと所定の場所に置いてくれました。さすがはプロ。
 家具屋さんで見ると場所が広いので大きさの感覚が狂うのですが、実際に自分の部屋に置いてみると、期待した以上に大きくて(でも壁のサイズにはぴったり)、これならいろんな本が入りそうです。三万円はたいただけのことはあるなあ。これでやっと部屋でまともな作業ができそうです。
 ちなみに本棚購入費は、わたくしがやっているメルマガの広告収益の一部をあてさせていただきました。広告をクリックしてくださったみなさん、今度は中国あたりに取材に行きたいので清きクリックを(おいおい)。

『ガラスの仮面』第42巻

 買いました。何年ぶりの新刊でしょう。「花とゆめ」にはもうちょっと先まで連載されてたはずですが、大幅に加筆されて単行本ではちっとも話が進んでません。たいていの場合、読者にとって単行本収録時の加筆は嬉しいと思うんですけど、なんだか素直に喜べません。作者は今何歳でいらっしゃるのでしょうか。このペースでやってて死ぬ前に最終回を描けるのか、なんてつまんないことを考えてしまう。そんなことより、みなさん驚いてください。桜小路くんが携帯電話なんか使っているんですよ。しかも今ふうの折れる携帯電話でカメラとか付いてて恋人とメールのやりとりとかしてるんですよ??
 このまえの単行本のときは、携帯電話を持ってること自体が珍しかったし、仮に持っててもカメラ付きなんてあり得なかったし、折れる携帯電話もたぶんなかったし、メールだなんて、そんなとんでもございませんわ(他のキャリアに送れないプチメール機能ならあったかもしれない)。そのまま携帯電話というアイテムを使わずに話を進めることだって出来たでしょうに、あえて使ってしまうのは、やっぱり作家にとって「デート中に別の女からのメール」とか「何気なく写した携帯電話の写真が引き起こすトラブル」ってのは美味しいってことなのでしょうか。