ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

2005-09-14から1日間の記事一覧

台湾のおでん(世界ウルルン滞在記)

台湾では日本食ブームで街角におでんの屋台も少なくない。黒輪と書いて「オレン」と読む。日本語の「おでん」に漢字をあてて台湾語で読んだもの。人気の具は日本にはないキャベツのぶつ切り。日本のコンビニでおでんを販売しているように台湾のコンビニにも…

牛乳を日本で売り出したのは(世界ふしぎ発見)

牛乳はプロシアの商人シュネル兄弟がはじめて日本で売り出した。幕末の頃である。会津藩ではシュネル兄弟から武器を大量に購入しており、牛乳も購入して戊辰戦争の時に怪我人に飲ませるなどした。当時の日本人は牛乳を食事としてたのしむのではなく滋養強壮…

給食のはじまり(世界ふしぎ発見)

『会津藩教育考』によれば、会津藩の学校で1806年から15歳以上の生徒に給食を配っていた。その内容は一汁一菜(香の物+みそ汁)で月に一度は魚の干物や塩鮭が加わった。一日に先生・生徒あわせて600食を配っていた。

カンボジアの仏像は蛇に乗っている(世界ふしぎ発見)

仏陀が瞑想していると突然激しい雨が降ってきた。そこへ首が五本ある蛇の神ナーガが現れて仏陀の上に首をもたげて雨をさえぎった。そのため、カンボジアの仏像はナーガのとぐろの上に乗っている。

流氷にはコケが生える(世界ふしぎ発見)

流氷に生えるコケ(苔)がある。上ではなく下に、つまり海中に生える。このコケにプランクトンが集まってくるため、プランクトンを餌にする生き物が流氷の下にたくさんいる。

クリオネの和名はハダカメガイ(世界ふしぎ発見)

クリオネは殻をもたない貝の一種。和名はハダカメガイ。

アマミノクロウサギ(世界ふしぎ発見)

奄美大島に生息するアマミノクロウサギは子育ての時だけ巣穴を掘る。子供を穴に入れて入り口を土でふさぎ、三日に一度掘り出して乳を与える。授乳が終わるとまた子供を穴に入れて埋めてしまう。

芝の語源(目がテン)

芝(シバ)の語源は、シバが何度も繰り返して再生することから「しばしば出てくる」というのでシバと呼ばれるようになった。

小豆のジャム(目がテン)

ゲル化に必要なのはペクチン・糖・酸である。ジャムがゲル化するには1%以上のペクチン、60〜65%の糖、pH2.9〜3.4の酸が必要。この条件を満たせばさまざまな材料でジャムができる。番組では小豆で作って所さんが絶賛していた。ただし、小豆で作るジャムは高く…

ジャムを普及させたのはノストラダムス?(目がテン)

ノストラダムスが1552年に出版した「化粧品・果物砂糖煮について」という本に書いてあるのが、ジャムの製造法に関する世界最古の記述と言われている。

日本で最初のジャムパンは杏ジャムだった(目がテン)

明治33年、キムラヤがイギリス産の杏ジャムを使って作ったのが最初だと言われている。

渋谷瓦って何?(目がテン)

明治時代には渋谷粘土を使って瓦を焼いていたことがある。普通の粘土には45%の粘土分が含まれるのに対して、渋谷粘土には67%と多量の粘土分が含まれる。粘土分の多い土は全国でも取り尽くされており、それが渋谷の地下に埋蔵されているのは都会ならではの貴…

渋谷はなぜ渋い谷か?(目がテン)

渋谷川の水は鉄が多く含まれて赤茶色(渋色)だったことから渋谷と呼ばれたという説がある。 渋谷の地下には関東ローム層の下に渋谷粘土層(下末吉ローム層)と呼ばれる水を通さない土がある。 関東ローム層は火山灰が堆積してできた酸化鉄を多く含む赤土で…

春の小川は渋谷の風景?(目がテン)

渋谷が谷になったのは川に浸食されたから。童謡「春の小川」に歌われた川は渋谷にあった渋谷川の支流である河骨河(こうほねがわ)を歌ったもの。渋谷川はたびたび氾濫をおこすため昭和30年代後半に支流とともに蓋がされ、今では渋谷の地下を流れている。東…

なぜ渋谷は「谷」なのか?(目がテン)

渋谷はその名前の通り本当に谷間にある。地下鉄銀座線に乗っていると、それまで地下を走っていたのに渋谷のあたりで急に地上に出る。隣の表参道駅の地下一階は、渋谷駅の地上三階にあたる。その高低差は20m。渋谷から伸びる主な道はほとんどが坂道で、そのす…

サバ缶やイワシ缶やサンマ缶があるのにアジ缶がない理由(目がテン)

サバ・イワシ・サンマなど回遊する赤身魚にはヒスチジンといううま味成分が豊富に含まれているが、アジにはそれが少ない。また、アジは資質も少ない。そのため水煮などのシンプルな調理法で缶詰にすると生臭さばかり鼻につく。ちなみに、ヒスチジンと資質は…

アジの干物を美味しくするのは紫外線(目がテン)

天日干しと機械干しの干物をくらべると、天日干しがうま味で勝つのは紫外線の働きによるものだと言われている。そのメカニズムは研究段階でよくわかっていない。機械干しでも人工的に紫外線をあてて乾燥させることによって天日干しに近い味を出すことができ…

マアジには2タイプある(目がテン)

マアジにはキアジとクロアジがある。クロアジは日本沿岸を回遊する。そのため体が流線型で色は黒っぽい。キアジは回遊しない。そのためキアジを瀬付きのアジともいい体はクロアジよりもふっくらしており体色は黄色みがかっている。キアジは小魚やエビ、カニ…

ゼイゴの役割(目がテン)

シマアジ、ヒラマサ、ブリ、カンパチはすべてアジ科の魚。マアジも含めてアジ科の魚にはゼイゴ(ゼンゴ)=稜鱗がある。側線の役割を助けていると考えられている。

アジの由来(目がテン)

魚のアジの由来について、江戸時代の新井白石は「或人の説にアヂは味也」と著書に書き残している。つまり味が良いからアジ。

モン族のお菓子(ウルルン滞在記)

ファーイ・トーン(金の糸という意味) 水5リットルに2kgの椰子砂糖を溶かして沸かし、小さな穴のあいた容器に溶き卵を入れて穴から落とす。椰子砂糖のお湯で煮えた卵はそうめん状の甘いお菓子になる。日本の鶏卵索麺とほぼ同じ。普段はあまり作らない高価な…

タイ・モン族(ウルルン滞在記)

モン族はタイ王国の首都バンコクから80km、タープラン運河のほとりムーハー村に住む。人口450人(2005年現在)。800年前、タイ南部に王国を築いた民族の末裔である。モン族の村はお菓子作りの村である。マンゴーやバナナなどの果物の栽培もしている。

ボーンチャイナとは(目がテン)

白い粘土に恵まれなかったイギリスで、1820年ごろに考え出されたもの。粘土に牛の骨をまぜて白さを出した。イギリスでは白い磁器はすべて中国製だったためチャイナと呼ばれおり、骨を混ぜて作った磁器なのでボーンチャイナと呼ばれるようになった。

陶器と磁器の違い(目がテン)

・陶器は衝撃に弱い、磁器は強い。 ・陶器は熱伝導率が低い、磁器は高い。そのため磁器の湯飲みは熱くて握れない。 ・陶器は光に透けない。磁器は光に透ける。 ・陶器は土(陶土)で作る、磁器は石(陶石)を粉末にしたものから作る。陶石は流紋岩に温泉が通…

ホジェン族は生魚を食べる(ウルルン滞在記)

中国黒竜江省のホジェン族は、黒竜江(アムール川)で800年のあいだ漁を続けてきた歴史を持つ。冬に凍り付いた黒竜江に穴をあけてチョウザメやスッポンなどをとる。ホジェン族は中国五十五の少数民族の中で唯一生魚を食べる民族である。黒竜江沿いにある漁業…

温泉の効能を説明するお経がある(世界ふしぎ発見)

七世紀に日本に伝わった仏教のお経に『佛説温室洗浴衆僧経(ぶっせつおんじつせんよくしゅうそうきょう)』略して温室経というのがある。温泉に入れば七つの病は癒え、七つの幸福を得るという教えで、行基も教えを広めるために使ったともいわれている。

金融業(銀行)のはじまりは熊野本宮大社(世界ふしぎ発見)

八代将軍徳川吉宗公の頃、社殿が火事で焼けたために幕府から二千両を預かった。それでも社殿の修復には足りなかったので、そのお金を元手にして京都と大阪で宝くじを売って儲けた。さらに熊野三山の信用で人からお金を預かって十万両作り、そのお金で銀行業…

今日もオレサマはぐにょんぐにょんだぜー

更新情報「ナシウリ」

千葉市の飯田牧場さんからナシウリ(マクワウリの一品種だと思います)というものをもらったので「珍獣の食卓(食材別)」に写真を追加しました。詳しくはこちら>珍獣様の博物誌「メロン・マクワウリ」 検索用キーワード:ナシウリ、ナシ瓜、なしうり、なし…