あらためて中国の伝説の本をぴらぴら見ていたら、黄帝は蚩尤をやっつけたあと、蚩尤の絵姿をかかげて戦にのぞんだとありました。悪神はやっつけられると、勝者の強さの象徴として扱われるのですよね。

ひきつづき李氏朝鮮時代の風習を。 宮中では端午に朱書きで次のようなおふだを書いて貼った。「五月五日、天中之佳節、上得天禄、下得地福、蚩尤之神、銅頭鉄額、赤口赤舌、四百四病一時消滅、急急如律令」意味は、五月五日の天中節に、上では天禄を、下では…

今読んでる本からのメモなので季節はずれですが端午（天中節）の風習を。 李氏朝鮮時代の風習。旧暦五月五日の端午の節句に、王様は艾虎というものを作って閣臣たちに配った。艾虎は小稈（藁のこと？）を束ねて作ったもので、「なよなよとしてタデの花のよう…

李氏朝鮮のおまじない。旧暦二月一日に、家をきれいに掃除してから「香娘閣氏速去千里」と紙に書いて貼るとヤスデがこない。香娘お嬢さん、速く遠くへ逝ってよし、とでも訳せばいいのだろうか。ムカデにくらべれば可愛いもんだと思うんだけど、ヤスデはかな…

『珍獣の食卓』 現実はこんなもんよってことを知っていただくための企画なので書籍化にこぎ着けないのは計算通りなんですけど、さすがにここまで増えないと自分ですら広告するのが鬱陶しくなりつつある今日この頃（笑） 予約かけてくださったみなさんには感…